機能一覧

ここに書いてある内容は、Phantis の機能一覧です。
付けたはずの機能をすべて列挙していますが、不足があれば教えて下さい。

1. 対応ファイルと読み込み

通常ファイル すべてのファイルを開けます。テキスト、ログ、CSV、TSV、JSONなどの構造化データ、ソースコード閲覧向きです。
圧縮ファイル .gz / .tgz / .zip に対応してます。しかも解凍不要でそのまま開けます。.zip や tarball は開きたいファイルを選択可能です。
バイナリ検出 バイナリの可能性があるファイルを開いたときは、必要に応じて HEX ビュー(16進表示)へ切り替えられます。
構造自動判定 テキスト、CSV/TSV、バイナリ、圧縮ファイル、主要なバイナリフォーマットを判定し、閲覧しやすい表示へ誘導します。バイナリはHEX構造ビューと連携して、ファイルヘッダーや内部フィールドをツリーで確認できます。
文字コード ファイル構造を自動判定し適切な文字コードで表示します。手動で指定することもできます。
ファイル情報 ファイルサイズ、更新日時、所有者、MIME、実ディスクサイズ、ドライブ情報、MD5/SHA-1/SHA-256/SHA-512 を確認できます。ハッシュ値は個別コピーできます。
最近開いたファイル 履歴メニューや、ファイル毎のスクロール位置や検索文字列の保存機能もあります。

2. 検索・移動

通常検索 検索バー + F3 で次を検索、Shift+F3 で前を検索できます。
標準優先順位パーサーに対応しています。詳しい使い方は操作説明ページをご参照ください。
正規表現検索 ツールバーの .* ボタンを有効にすると、正規表現で検索できます。AI を活用した正規表現補助機能にも対応します。
範囲検索 開始パターン / 終了パターンを指定して、その間にある行を抽出できます。
詳細検索ダイアログ Ctrl+F で詳細検索を開けます。範囲指定、NOT 除外、全件ブックマーク、プリセット保存に対応します。
検索履歴 検索欄、詳細検索、Grep検索など、よく使う検索条件を再利用しやすいよう履歴形式で扱えます。繰り返し調査するログや定型パターンの再検索に便利です。
行ジャンプ Ctrl+G で指定行へ移動できます。
タイムスタンプジャンプ Ctrl+Shift+G で日時を指定し、ログ中の該当時刻付近へ移動できます。
ナビゲーション履歴 行ジャンプ、検索結果ジャンプ、AI回答からのジャンプなどで移動した位置を履歴として保持し、戻る/進む操作で調査位置を行き来できます。
フィルタパネル ファイル全体を検索して、ヒットした行を一覧表示します。結果はコピーや保存もできます。AI 変換中の進捗表示、showInPanel() の行オフセット補正、結果表示の自動オープンにも対応します。
行パターン集計 ファイル全体または選択範囲をスキャンし、正規表現に一致した値ごとの出現件数を集計できます。キャプチャグループを使うと、ログレベル、ユーザー名、モジュール名、結果ステータスなど、ログ中の特定フィールドだけを切り出して集計できます。集計結果から該当行だけをフィルタパネルへ送ることもできます。
マルチファイル Grep 検索 複数のファイルを横断検索して、ヒットした行を一覧表示します。ダブルクリックで該当箇所へジャンプ可能です。
正規表現グループ抽出 正規表現のキャプチャグループに一致した値を抽出して一覧化します。ログ行の一部だけを抜き出したい、IDやユーザー名だけを取りたい、といった用途に向いています。
AI検索補助 自然言語から検索パターンを自動生成する検索機能に対応します。詳細検索・フィルタパネル の両方で利用できます。

3. 表示モード

通常テキスト表示 巨大ファイル向けにチューニングした独自エンジンを搭載し、巨大なテキストファイルでも快適な表示を目指しています。
作者環境では10GBのテキストファイル(約5000万行)でも軽快にスクロール・検索等できることを確認しています。
HEXビュー(16進バイナリ表示) テキスト表示モードとバイナリ表示モードの切り替えが可能です。16 / 32 バイト表示切り替え、HEXコピー(スペース区切り・なし・C言語配列・Base64)、テキストコピーに対応します。構造ビュー連携(テンプレート選択 / Reload / 選択範囲オーバーレイ)にも対応します。
HEX構造解析 30種以上のファイルフォーマットを自動解析します。PE/COFF・ELF・Mach-O・Java class・WebAssembly、PNG/JPEG/GIF/BMP、PDF/SQLite、ZIP/GZIP/7-Zip、ISO9660、MBR/GPT、MP4/MKV/AVI/MP3/FLAC/AAC/MIDI などに対応しています。
CSV / TSV カラム表示 区切り文字を自動判別してExcelのように列表示できます。列フィルタ、簡易集計ダイアログにも対応し、表っぽくざっと確認したいときに便利です。
折り返し 折り返しなし / ウィンドウ幅 / 指定列数 の3モードがあります。
制御文字表示 改行、タブ、スペースなどの見えない文字を表示できます。
ミニマップ 右側に全体の縮小マップを表示して、長いファイルの位置関係をつかみやすくします。
スクロールバーマーカー ブックマーク、検索/フィルタ結果、ログレベルルールの位置をスクロールバー上へマーカー表示できます。巨大ファイル内の「どのあたりにヒットが集中しているか」を俯瞰できます。
ピン行固定 重要な行を画面上部へ固定表示できます。ヘッダー行や注目ログ行を見失わずに、周辺行だけをスクロールしたい場合に便利です。
列ガイドライン ルーラー上に縦線ガイドを置けます。固定長ログや桁位置が重要なテキストで、列の位置合わせを確認しやすくします。
フッター表示 行番号、列番号、文字情報、オフセット、選択範囲、ファイルサイズ、エンコーディング、改行コードなどを表示できます。表示項目は設定でカスタマイズできます。

4. 解析・見やすさ向上

色分け追加 キーワードを指定して強調表示できます。AI によるハイライトルール生成にも対応します。
ログレベル色分け ERROR / WARN / INFO / DEBUG などのルールを設定することでログ解析を補助します。
構造ナビ JSON等構造化データの階層構造、ソースコードの関数・定義等を一覧表示します。関数/クラス/構造体/JSON/XMLノード抽出、型配下への関数階層化ヒューリスティックに対応します。
対応言語の構造抽出 C#、Java、Python、JavaScript/TypeScript、C/C++、Rust、Go、Kotlin、Swift、PHP、Ruby、SQL などの関数・型・定義候補を抽出します。名前順/検出順の切り替え、種別絞り込み、検索フィルタに対応します。
構造ナビの絞り込み キーワードフィルタ、種別絞り込み、A-Z ソート切り替えで目的の要素へ素早く移動できます。
拡張子プリセット .log .csv .json .xml .sql .cs .py など、主要キーワードを自動色分けします。
構造折りたたみ JSON / XML / HTML は構造解析して折りたたみ表示できます。
長大行検出 極端に長い行を検出して一覧表示できます。
文字コード異常検出 文字化けや不正バイトが混じっていそうな箇所を検出し表示します。
AIハイライト生成 「エラーっぽい行を目立たせたい」「SQLの更新系だけ色を付けたい」などの自然言語から、色分けルールを生成して適用できます。

5. 作業補助

ブックマーク(テキスト) 行にブックマークを付けて次々ジャンプできます。コメント付き保存、ブックマーク一覧ダイアログにも対応しています。
HEX ブックマーク HEX ビューでバイト単位のブックマークを設定できます。Ctrl+B で追加/削除、F2 / Shift+F2 で前後ジャンプ。ブックマーク位置バイトへの下線マーカー表示、コメント付き、ファイル別 JSON 永続化に対応します。ブックマーク一覧ダイアログからオフセット・プレビュー・コメントの確認・編集・削除が可能です。
コピー 選択範囲コピー、行番号付きコピーに対応します。大量コピーの上限も設定できます。
変換してコピー 選択テキストを右クリック →「変換してコピー」で変換しながらクリップボードへコピーできます。
対応変換:Base64エンコード / デコード、URLエンコード / デコード、HEXエンコード / デコード、大文字変換、小文字変換、SHA-256ハッシュ、MD5ハッシュ、Unix時刻→日時。
ログ内のBase64トークン・URLパラメータ・タイムスタンプの中身をその場で確認するのに便利です。
選択操作 通常選択のほか、行番号クリックによる行単位選択、Ctrl+ドラッグによる矩形選択に対応します。固定幅データやログの一部列だけをコピーしたい場合に便利です。
追加コピー 既存のクリップボード内容に、選択行を追記するコピー操作に対応しています。複数箇所から少しずつメモを集めたいときに使えます。
外部エディタ連携 設定した外部エディタで現在のファイルを開けます。行/列引数テンプレートにも対応し、指定位置を外部エディタ側で開けます。
tail モード 他アプリのファイルストリーム書き込みを監視し追従表示できます。ログ監視用途向けです。一時停止中の新着件数表示、元位置へ戻る、監視パターン一致時の自動ブックマーク / tail 自動停止に対応します。
AIに質問 マルチターン会話、要約、エラー分析ショートカットに対応します。回答の行番号から本文の該当行へジャンプしたりできます。
AIスクリプト生成 自然言語で「このログからERRORだけ抽出してCSV保存して」などと指示すると、Phantisスクリプトを生成して実行できます。実行エラー時はAIによる修正リトライや、手動編集後の再実行に対応します。
AI正規表現補助 自然言語から検索パターンを生成したり、既存の正規表現を自然言語で説明できます。詳細検索、フィルタパネル、Grep検索などの検索作業を補助します。
AI対応プロバイダー Ollama / LM Studio / OpenAI / Claude / Gemini / Groq / Mistral / xAI / Together AI / DeepSeek / Kimi / OpenRouter に対応します。APIキーはDPAPIで暗号化保存され、プロバイダー定義は外部JSONで管理できます。
ファイル情報ダイアログ Alt+Enter で MD5 / SHA-1 / SHA-256 / SHA-512 の表示と個別コピー、ドライブ情報、所有者、MIME、実ディスクサイズなどを確認できます。
印刷 印刷・印刷プレビューに対応。行番号、ヘッダー、フッター、選択範囲のみ印刷などを選べます。
複数ウィンドウ 新しいウィンドウで開く、並べて表示、最前面固定などの機能があります。開いているウィンドウの一覧表示・切り替えにも対応します。
タスクトレイ常駐 タスクトレイ(通知領域)に常駐できます。ウィンドウを閉じてもトレイアイコンから即座に再表示できます。tail 監視など常時稼働させたい場合や、作業中に他のアプリへ切り替えながら使いたい場合に便利です。
同期スクロール ウィンドウ間の同期スクロールに対応しています。比較したい2つのログ/テキストを同じ行位置で追従表示できます。
Phantisプロセスモニター Phantis自身のCPU、メモリ、Read/Write I/O、Privateメモリ、GCヒープ、スレッド数、ハンドル数などを小さなモニター画面で確認できます。巨大ファイル調査中の負荷確認に使えます。
診断ログ 起動引数で診断ログを有効化すると、ファイルオープン、行インデックス、検索、Grep、HEX構造判定、セッション復元などの動作情報をログに出力できます。不具合切り分け用の機能です。

6. 多言語対応(i18n)

表示言語切り替え 設定画面から表示言語を切り替えできます。
対応言語 現状の対応言語は以下のとおりです。
・日本語
・英語
・韓国語
・中国語
・ドイツ語
・スペイン語
・ロシア語
言語リソースファイルはjsonで作成されていますので、必要な言語を自作して適用できます。

7. カスタマイズ

テーマ プリセットテーマ、カスタムテーマ、JSONからのテーマファイル読み込みに対応しています。
フォント 表示フォントやサイズを変更できます。
キー割り当て 主要な操作はキーバインド変更に対応しています。
ツールバー ツールバーボタンの表示/非表示、並び順、セパレーターを設定できます。よく使う検索、Grep、AI、HEX、構造ナビ、外部エディタなどを自分向けに配置できます。
フッター フッターに表示する項目を選択し、順序を変更できます。行番号だけ見たい、オフセットやエンコーディングも常時見たい、といった使い分けができます。
列ガイド 列ガイドの位置と色を設定できます。固定桁ログ、COBOL系データ、桁位置が意味を持つテキストの確認に便利です。
vi/vimキーマップ j / k / gg / G / / / ? / n / N / : などの vi 風操作が行えます。
v1.0.5からはvimとless 風キーマップにも対応しました。
設定のエクスポート/インポート 設定、ブックマーク、色分けキーワードのエクスポート・インポートができます。
更新通知 起動時の更新自動確認ON/OFFを設定できます。手動確認はヘルプメニューの「更新を確認」を利用します。
AI設定 マルチバックエンド(現在は12プロバイダー)に対応しています。各AIが対応しているモデル一覧取得、APIキーの設定が可能です。
詳細設定 パフォーマンス系(行インデックス間隔、HEX検索バッファ)、表示系(行番号領域幅、ミニマップ幅、HEX初期バイト数、CSV偶数行色)、コピー系(最大コピー行数、長大行しきい値・ハイライト文字数)、スクロール系(ホイール行数、移動量)、スクリプト実行タイムアウト・メモリ上限などを調整できます。

8. HEX 編集機能

HEX 編集モード ファイルをバイト単位で直接書き換えられます。Piece Table による差分管理で、保存確定まで元ファイルを安全に保護します。詳細は HEX 編集ページ を参照してください。
挿入 / 上書き / 削除 HEX エリア・ASCII エリアの両方から編集可能。Insert キーで挿入/上書きモード切り替え、Delete で 1 バイト削除、Ctrl+Z で Undo に対応します。
範囲編集 選択範囲を特定値で埋める(Fill)、乱数で埋める(Random Fill)、ビット反転(Invert)、エンディアン反転(Endian Swap)に対応します。
HEX 検索/置換 HEX 編集モード中は Ctrl+F で HEX 専用の検索/置換ダイアログが開きます。バイト列・テキスト・ワイルドカード(??)検索に対応します。
アトミック保存 temp ファイルへ書き出し後にアトミック置換する方式で保存します。書き出し途中のクラッシュで元ファイルが破損しません。バックアップ(.bak)自動作成オプションもあります。
ハッシュ計算・バイト分析 選択範囲の MD5 / SHA-1 / SHA-256 / CRC-32 計算、バイト頻度グラフ表示に対応します。

9. スクリプト実行機能

スクリプト言語 JavaScript (Jint) を使用します。スクリプトからは phantis オブジェクト API を呼び出します。
主な用途 grep の自動化、検索条件のセット、ハイライト追加、ジャンプ、結果の CSV / テキスト出力、簡単な対話表示などに使えます。
AIスクリプト生成 自然言語からスクリプトを生成し、その場で実行できます。失敗時の自動リトライ、手動編集後の再実行、実行中断も可能です。
安全制限 外部通信、任意パスへの自由な書き込みはできません。保存は SaveDialog 経由または API 制約内で行います。
実行制御 タイムアウト監視、メモリ上限設定が可能です。
エラー表示 実行エラー時はスクリプト実行ログパネルへエラーメッセージ等のトレース情報が表示されます。
メタデータ // @name// @description// @shortcut を書くことで、Phantisは実行可能スクリプトとして認識します。
詳細 スクリプトページ に API リファレンスとサンプルをまとめています。

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